今日は兵庫県川西市で下水のコンクリートマスからエンビマスへの交換工事をしてきました。

訪問までの流れ

今日の川西市のお客様は去年台所蛇口を交換させていただいた方でした。

 

「前に台所蛇口交換してもらった～ですけど今回は外の下水の方も見て欲しいんやけどいけますか？」と連絡ありました。

 

「お久しぶりです。下水つまってしまったんですか？」

「いやちがうんやわ。下水の所の土がなくなって大きい穴が開いてるんやわ。」

もしかしたらマスがつぶれて汚水が地面の中に漏水してるのかも・・・と思い確認で聞いてみると

 

「マスの蓋は開けて見られましたか？」

 

「こないだ開けて見たら大きい穴が開いてたわ。」と言われました。

 

「それは大変ですね。まず見に行きましょうか？」

「頼むわ。」

「夕方くらいになりますけど今日見に行くようにしますね。」

 

と言うことで訪問することになりました。

 

現状確認と作業説明

マスを開けて見てみると・・・

なんとマスが4箇所あったのですが4箇所とも隙間が開いてしまってました。

特にひどかったのがこれです。

マスの底が抜けてしまって給水菅が見えてます。

お客様の方からこれはやりかえないと無理かな？と言われたので、さすがに補修は無理ですね。と伝えました。

「思いきって4つとも交換しますか？」と話すと

「そうやね～そのままにしといたらもっとひどいことになりそうやし、もう交換してくれる？」

と言ってもらいました。

工事内容を説明し後日マスの工事をすることになりました。

作業内容と作業経過

今回の内容は

・コンクリートマス4箇所の解体

・掘削作業

・繋ぎの排水菅の交換

・エンビマスの設置

・1箇所だけセメントの根巻き処理

・おそらくマスの下の土がなくなってるので土の追加埋設

 

になりました。

さぁ工事開始です。

まずコンクリートマスを解体していきます。

解体完了。

次に排水菅をしこんでいきます。

1番ひどかったマスの下に見えていた給水菅が新しいマスを入れ替えるのに邪魔になったので給水菅も落として別ルートでつなぎ変えします。

 

いよいよマスの設置です。

そしてセメントの根巻き処理です。

後は埋設していきます。

土を入れバールで隙間を固めていきます。

埋設完了です。

土は60キロぐらい追加で入れました。

 

後は家の中の蛇口を開いてちゃんと流れるかチェックしていきます。

 

どうやら大丈夫そうです。

これでマス4箇所の工事完了です。

お客様にも確認で見てもらいました。

綺麗になってよかったわ。これで安心して使えるわ。と言っていただき気持ちよく完了です。

 

最後に

 

コンクリートのマスはお客様の使い方に関わらず30年ぐらい使ってると不具合が起こる可能性が高いです。

 

ですので25年を越えたぐらいからは定期的な点検をした方が得策だと思います。

 

排水菅の高圧洗浄や、コンクリートマスならセメント補修など早期発見であれば低価格での対応が可能なので皆様も一度チェックしてみてください。