今日は兵庫県川西市でコンクリートマスからエンビマスへの交換工事とコンクリートマスの補修工事をしてきました。

 

訪問までの流れ

こちらの川西市のお客様は以前洗面台の蛇口を交換させていただいたお客様です。

 

丁度1年になるのでこちらからその後どうですか？とお電話差し上げて無料の水回り点検にお伺いさせてもらうことになったので点検日を約束させていただいて訪問させていただきました。

 

水回り点検結果

台所、お風呂、トイレ、前回交換した洗面台蛇口と順番に見させてもらいました。

 

トイレはかなり古かったので、タンクの中の部品も痛んでないか点検しました。

 

特に悪くなってる所もなく、

「完了しました。特に痛んでる所はなかったですよ。」とお客様に伝えると、

 

「ありがとう。ついでで悪いんやけど去年台風やら地震があったから外の下水道の方もみてくれへんかな？」と言われました。

 

「かまいませんよ。じゃ順番にマスを開けて点検しときますね。」

 

と言うことで見させてもらうと・・・

こちらの家はマスが6箇所あったのですが、そのうち2箇所がコンクリートマスでした。

 

しかも何ヵ所か割れが出ててかなり痛んでました。

 

お客様に結果を報告しました。

 

「6箇所マスがあるのですが、4箇所はすでにエンビマスに変わってて全く問題なしなのですが、2箇所がコンクリートマスのままでかなり痛みがでています。」

 

「やっぱりか～」とおっしゃられたので、話を聞くと5年くらい前に下水がつまって溢れたらしいです。その時に4箇所新しいマスに変えたみたいです。

 

今回もしかしたら地震の影響で悪くなってるかもと思っていたらしいです。

 

「どうしたらいいかな？」と聞かれたので、「１つは交換した方がいいですね。後もう１つは補修で何とかなるんじゃないですかね。」とお話すると

 

「じゃ前田さんのとこに任せるわ」と言っていただきましたので、マス工事と補修作業をさせてもらうことになりました。

作業内容と作業経過

日を改めて工事スタートです。

今回の内容は

・コンクリートマスからエンビマスへの入れ替え工事(1箇所)

・コンクリートマスの補修作業(1箇所)

 

まずマスの回りを掘り返していきます。

潰したコンクリートマスを土嚢袋につめていきます。

 

古い排水菅を落としてマスが設置できるように仕込んでいきます。

マスを設置し排水菅をつなぎこんでいきます。

つなぎこみ完了。

後は埋め戻して左官をしていきます。

左官完了。

これでマス工事は完了です。

 

次は補修作業です。

 

排水菅の回りの隙間をセメントでうめていきます。

 

速乾セメントを使ってやったので1時間ぐらいで乾燥して固まります。

 

これで補修作業終了です。

 

お客様に確認してもらいます。

 

「ありがとう。前から気になってたからこれで安心やわ。」と言っていただきました。

最後に

下水マスを自分で定期的に見て掃除をされてる方はやはり少ないので、(開けると凄い臭いがするのと、やはり綺麗なものではないので)定期的に見てもらえる業者をつくっておくのがベストだと思います。

 

痛みの早期発見が出来れば交換までしなくても補修作業だけでいけるケースも少なくないですし、下水はつまってしまうと水回りが何も使えなくなってしまうので非常に不便な思いもしなければなりません。

 

つまる前の予防も兼ねて定期的な下水の点検はおすすめします。