今日は大阪府箕面市のお客様から洗面ボールの蛇口の水がポタポタ落ちて止まらないから修理をしてほしいとご依頼がありました。

訪問までの流れ

「洗面の蛇口をぎゅっと閉めてもポタポタもれるんやわ。しかもかなり固くなってて回すのもしんどいんやけどなおせますか？」

 

「大丈夫ですよ。洗面のハンドルタイプの蛇口ですね。回すのも固いということはかなり年数使われてるんですか？」

 

「そうね。25年ぐらいはたってると思います。」

 

「見てみないとわからないですが、もしかしたら蛇口ごと交換しないといけないかもしれませんね。とりあえずお伺して見てみましょうか？」

 

「そうね。じゃみてもらえますか？」

 

「わかりました。では今から1時間ぐらいでお伺いできると思います。」

と言うことで向かわせてもらいました。

いざ到着。

現状確認と作業説明

見てみると・・・

洗面器いっぱいに水がたまっています。

 

「何時ごろから洗面器で水をうけてますか？」

 

「ちょうど電話切ってからよ。」

 

「わかりました。」

ということは1時間でいっぱいになったということか。

水漏れも糸状にもれてるのでかなりの量です。

とりあえず、メーターの止水栓しめて蛇口をばらしてみることに・・・

かなりスピンドルが傷んでいます。

お客様にお見せし、現状を説明していきます。

 

「このスピンドルとパッキンはかなり劣化してるので、水漏れを止めるには交換は必須になります。蛇口本体もネジ山が大分痛んでるので完璧にするなら蛇口ごとの交換がおすすめです。」

 

「ほんまやね～かなりネジ山がガタガタになってるわね。蛇口ごと交換したい所やけど、今回予算があんまりないからね～ちなみに蛇口ごと交換したらいくらになるの？」

 

「～です。修理なら～です。」

かなり悩んでらっしゃいましたが、部品交換の修理の方を選ばれました。

 

「じゃすぐに部品交換しますね。」

 

「お願いします。」と言うことで作業スタートです。

作業内容と作業経過

今回の作業内容

・水、湯共にスピンドルハンドルセットの交換

・コマパッキンの交換

・すべりを良くするためにグリスの塗り込み

以上3点です。

早速交換していきます。

新しいスピンドルをつけていきます。

 

中にグリスを塗り込み滑りをよくします。

 

後はハンドルを新しい物に替えて交換完了です。

わずか5分で完了です。

 

後はメーターの止水栓を開けて水を出してみます。

 

綺麗に止まるようになりました。

 

お客様にハンドルが固くないかと、きちんと水が止まるかを確認してもらいます。

 

「わぁ、かなり軽くなったわ。私の力でも綺麗に閉まるわ。」と言っていただけました。

最後に

 

今回はスピンドル交換で水漏れがなおりましたが、あまり漏れたまま放置が長くなると、蛇口本体にスピンドルの錆が移り蛇口本体のネジ山が錆びてかけてしまい蛇口ごとの交換が必要になってきます。

 

ですのでこのタイプの蛇口のパッキン交換はメーターの止水栓さえ止めれば非常に簡単にできますので、蛇口がかたくなってきたなぁと感じたら早めにパッキン交換をご自分でしてみてはいかがでしょうか。

 

業者を呼ぶとお金のかかる作業もたった100円で簡単に直せるので是非チャレンジしてみてください。