大阪市平野区台所給水菅切り替え工事｜任せて安心前田設備

今日は大阪市平野区のお客様から水漏れ修理のご依頼をいただきました。

訪問までの流れ

 

「台所の蛇口がおかしいのやけど、見てもらえますか？」と連絡ありました。

 

「おかしいとは?　どうなったんですか?」

と尋ねると、

 

「蛇口開けても水が出ないんやわ。」とのこと。

 

「今日いきなり出なくなったんですか？」と聞くと

 

「1年ぐらい前から出が悪くなってきたんやけど、今日は朝から水が全く出ないんやわ。」とのこと。

 

「ちなみに他の蛇口は水は出ますか？」

 

 

「お風呂や洗面はよくでてるわ。台所だけやね。」とのこと。

 

(おそらく台所の給水菅がつまってるか、蛇口に錆びなんかがつまってしまってるかかなと思いました。)

「原因をはっきりさせに行きましょうか?」

と尋ねると、

 

「そうやね。台所つかわれへんのは困るから、とりあえず見てもらおかな。」

 

と返事をもらったので、向かわせてもらうことになりました。

 

そして到着して見てみると

現状確認と作業説明

 

確かに水が出ません。

瞬間湯沸し器のつなぎが、鉄管になってますが、そこは出が悪いけどまだでてます。

まったく出ないのは下の単水栓です。

 

「では、原因を調べていきますね。」と伝えて

蛇口を外していきます。

予想通り。

錆でつまっています。

さらに、

水道管の中もつまっています。

でも、全く水が出なくなるほどではありません。

もっと奥でガチガチにつまってるかも・・・

と思い、「床下入れますか？」と尋ねると、

「トイレの前の床板外れるからそこから見れるかな？」と言っていただいたので、

開けさせてもらうことになりました。

で、見てみると

おそらくこれやな!!!と言わんばかりに真っ赤に錆びた鉄管が出てきました。

 

しかもじわっとにじんでます。

 

お客様に撮った写真を見てもらい、「おそらくここでつまってますね。」と話すと、

 

「うわっ!!!　凄いことなってるやん。しかも漏れてるの？」と驚かれた様子でした。

 

「これ直せるの?　全部やり変えやなあかんの違う?」と質問されました。

 

「いや、全部やり変えしなくても漏れてる部分の下からやり変えたらいけますよ」とお話しました。

 

床下をもうちょっと調べると、こちらの家は下から立ち上げてある菅だけが鉄管になってるようで、メイン菅はエンビ菅でした。

 

家の入り口から家の一番奥まで縦ならびに水回りが設置されており、入り口からトイレ、台所、風呂、洗面、洗濯の順になっていて、メイン菅を一本通してそれぞれそこから分岐をとってる造りでした。

 

ですので、台所の給水菅のみを新たにメイン菅から分岐して作ってあげれば問題なさそうでした。

 

お客様に図を書いて説明するとご理解いただけた様子で、

 

「部分修理でいけるんやね。全部やりなおさなあかんと思って心配したわ。」と喜んでおられました。

 

「説明よくわかったわ。任せるから見積りしてくれる？」と言っていただいたので、

 

見積り書を作り見ていただきました。

 

「そんな金額でいけるの？」と聞かれ

(何十万もかかると予想していたみたいです。)

 

「これでも十分利益いただいてますから、大丈夫ですよ」と言うと、

 

「いつできる？」と聞いていただき、今の時間が夜20時を過ぎていたので、ご近所迷惑を考え

 

「明日の朝からならいけますよ。」と伝えました。

 

「じゃよろしくお願いいたします。」と言っていただき次の日行くことになりました。

作業内容と作業経過

今回のご依頼内容は

・台所床下から給水菅を新しくつくる

・壁の中に給水菅を入れず露出配管でつくる

・各水栓金具(蛇口類)の交換

の3点です。

 

次の日

 

早速工事にかかります。

床下を掘っていきます。

メインのエンビ菅から分岐されてる菅をみつけました。

そこから給水菅を切り替えていきます。

漏れてた鉄管を取り出してみると

完全につまってます。

 

お客様にも見てもらいました。

 

「あ～　」言葉にならない様子でした。

床下の作業完了。

 

次は上の作業です。

 

瞬間湯沸し器の水の出も悪かったので、そこも切り替えます。

 

 

新しく床下から作った給水菅を蛇口の手前で分岐をさせて瞬間湯沸し器の給水を作っていきます。

 

最後に保温材を巻いて完了です。

 

お客様に完成を見てもらい、水を出してもらいました。

「うわっ!!!　めっちゃ出る。」と喜んでおられました。

今回は結果的に、床下で漏れているのを発見出来たのもあって、

「見に来てもらってよかったわ～　ありがとうね。」と言ってもらえました。

最後に

築年数が30年越えてくると立ち上がり菅だけが鉄菅になっていることがよくあります。

 

壁の中や、床下で錆びて今回のようにじわっとにじんでいることもたまにあります。

 

築年数が30年ぐらいのお客様は定期的な水回り点検をしてちゃんとチェックしておいた方が大きな被害が出る前に食い止められるかもしれませんね。