今日は大阪府大阪市鶴見区緑のお客様からトイレの水が止まらんようになったと連絡がありました。

大阪府大阪市鶴見区緑でのトイレ水漏れ修理の依頼から訪問までの流れ

「トイレが流れっぱなしになったんやけど見てくれますか？」と連絡がありました。

「わかりました。見に行きますよ。」

「うちのトイレ古いから他の業者にみてもらったら直らんって言われてん。」

「そうなんですね。それでも大丈夫ですよ。ちなみにご住所はどちらになりますか？」

「よかった。えっと・・・大阪市鶴見区緑～なんやけど・・・」

「鶴見区緑ですね。今鶴見区で作業してる者がいてるので終わり次第向かわせますよ。2時～3時には行けると思います。」

「近くでやってるのね。じゃお待ちしてます。」と言うことで向かわせてもらいました。

さて、到着

大阪府大阪市鶴見区緑でのトイレ水漏れの状態確認と作業説明

まず見させてもらいました。

特殊形状のトイレです。

おそらく20～30年ぐらいかな。

「今で何年お使いですか？」

「多分25～26年ぐらいかな？」

大体当たってました。

便器の中にチョロチョロと!!!

今回の水漏れとは直接関係ないですが、水を止めるトイレの止水栓を閉めても水が止まりません。

外の水道メーターの止水栓を閉めます。

上から見る限りゴムフロートとサイフォン管が怪しいです。

手でさわると真っ黒の汁がつきます。

間違いなくゴムフロートは劣化しています。

取り外してみようと思い真ん中のリングを回そうと思っても回りません。

よく見るとパテで固めてあります❗

おそらくサイフォン管が折れて以前パテで固めたのでしょう。

お客様にサイフォン管が折れてる現状を説明します。

普通サイフォン管はタンクを外せば簡単に交換できるのですが、このトイレのタンクは特殊で普通はタンクの下にあるボルトをもどけば外せるのですが、このタンクには下にボルトがありません。

このトイレはタンクの中からもどいていくのですが、もどいてる途中でボルトがダメになってしまうことがあります。

そうなるとタンクが元に戻せなくなります。

ですので、リングを外さずにゴムフロートを取り出そうとやってみましたが、リングが邪魔で外れません。

仕方なくリングをカッターで切り落とす作業をしてみます。

ただ、切ってる振動でサイフォン管が取れてしまう可能性があるのでお客様にはきっちり説明をしました。

少し切り落とした所で元々折れていたサイフォン管が取れてしまいました。

お客様にリングを切る前にすでにサイフォン管が折れてることを伝えてましたので、お客様も取れてしまったか・・・しかたないね。と言ってくれました。

それでもタンクを外さずになんとか修理をする努力をしました。

少し邪道なやり方ですが、これで直れば・・・と思いやってみました。

サイフォン管を作ります。

オーバーフローの為の水の逃げ道を確保するために給水管をV字にカットします。

元々のサイフォン管からゴムフロート受けのリングを取り外して給水管に接着します。

簡易サイフォンの完成です。

折れたサイフォン管の代わりに接着材を塗り差し込みます。

固まるまで30分ほど置き待ちます。

その間にアングル止水栓も交換してとのことでしたので、交換にかかります。

アングル止水栓を外すと中は鉄管です。

錆で半分つまってます。

おそらく固定をしてないのか給水管が左右に動きます。

とりあえず現状は伝えましたが、給水管の口を磨き、錆を出来る限り落としアングル止水栓を取り付けました。

お客様から直せる所は任せるから交換しといて❗と言ってもらいましたので、ボールタップとフレキパイプも交換しました。

 

一度水を入れてみます。

 

何とか水漏れは直りました。

ですが、残念ながら本当の応急修理です。

いつまで持つかわかりません。

一応水漏れもなく修理が完了したことをつたえました。

そして１つ提案をしました。

これで、完了でもいいのですが、本当の意味で100%にするならトイレの交換をしたほうがいいです。もしトイレ工事をするなら一緒に給水管の工事も出来ますよ。そうされるなら今の作業の代金は0円にして、トイレ工事の代金のみでやりますよ。どうされますか？

かなりなやんでましたが、そこまで言ってくれるなら、今後のことを考えて思いきってトイレ工事をするということになりました。

と言うことで、今日はこれで完了し明日トイレ工事をすることになりました。

もし明日の工事までに水が止まらなくなってしまったらすぐにこの止水栓を閉めて下さいと伝えて引き上げました。

これで1日目は完了です。