大阪府貝塚市でトイレの水漏れ修理依頼があり、ボールタップ・ゴムフロート・サイフォン菅の交換、アングル止水栓の修理をしてきました。

 

大阪府貝塚市トイレ修理依頼から訪問までの流れ

「トイレの水が流れっぱなしになってるんやけど直りますか？」と連絡がありました。

「見てみないとはっきり言えませんが、おそらく部品交換で直ると思いますよ。」

「うちのトイレかなり古くて昔の和式なんやけどいけるかな～？」

「トイレの隅っこにタンクの付いてるやつですね。ならタンクが割れてなければ大丈夫ですよ。」

「そうなんですね。じゃお願いしようかな。」

「わかりました。ご住所いただけますか？」

「あっ、貝塚市～なんですけど何時ごろ来れますか？」

「今、岸和田市で作業してますので、終わり次第お伺いできますよ。おそらく1時間ぐらいですかね。」

「そんなに早く来てくれるんですね。」

「今かなり漏れてますか？もしかなり漏れてるなら水道メーターの止水栓を止めて待っててもらったら大丈夫ですよ。」

「チョロチョロみたいやから1時間ぐらいなら触らんとそのままにしときます。じゃ待ってますね。」と言うことで訪問させてもらいました。

貝塚市トイレ水漏れの状態確認と作業説明

まず現状確認です。

なかなかの年代物です。

「今で何年お使いですか？」

「おそらく40年ぐらいじゃないかな？」

後着けの便座をはずすと確かにチョロチョロもれてます。

トイレにあるアングル止水栓を閉めようとマイナスドライバーで回そうとしても固くて回りません。

プライヤーを使って回しました。

トイレの水は止まったのですが・・・

こういう状態になりました。

劣化してくると回した時に中のパッキンが切れて漏れてきます(T_T)

一旦応急でその水漏れは止めてタンクの中を見てみます。

部品を見ると一度以前に部品交換されてる様子でした。

「前修理したのいつぐらいですか？」

「かなり前やね。いつやったか覚えてないわ。」とのこと。

とりあえず、部品を1つづつ見ていきます。

 

どれもかなり劣化しています。

水漏れを直すには、ボールタップとゴムフロートの交換でいけそうですが、のちのちを考えると今外した部品は交換しといたほうがよさそうです。

お客様に現状を話をすると・・・

「家潰すまでトイレは交換するつもりは無いから、修理でいけるなら悪いと思う部品は交換しといて。」と言われたので

外した部品と、先ほど閉めたら漏れてきたアングル止水栓のスピンドル部分の交換をさせてもらうことになりました。

金額もしっかり伝えてオッケイでしたので作業スタートです。

トイレ水漏れ修理内容と作業経過

今回の内容は

・ボールタップの交換

・サイフォン菅の交換

・ゴムフロートの交換

・フレキパイプの交換

・アングル止水栓スピンドルの交換

になりました。

まず水道メーターの止水栓を閉めます。

アングル止水栓スピンドル交換をします。

やはり劣化が凄いです。

これで先に水道メーターの止水栓を開けてきます。

次にサイフォン菅とゴムフロートです。

バッチリオッケイです。

次はボールタップです。

組み立てて取り付けます。

こちらも完了。

最後にフレキパイプです。

いつも通りパイプカッターで切って加工します。

取り付け完了です。

後は水漏れが無いかチェックです。

どうやら大丈夫そうです。

最後に手洗いにホースをつないでタンクの蓋を閉めれば完成です。

お客様に確認してもらいます。

「何か綺麗になったね。水漏れも直ったしありがとう。」と言ってもらいました。

トイレを長持ちさせるには

トイレのタンクの中は部品が連動しています。

例えばゴムフロートが悪くなって便器に水が漏れ出すと、当然タンクの水が減るのでボールタップが作動して、水を給水していきます。そうなると普段流した時にだけ作動するボールタップが24時間フル稼働するので劣化が進みます。

また、今回のタイプのトイレなら水が便器に流れるルートの洗浄菅に常に水が流れています。ステンレス製の物ですが、やはりずっとチョロチョロでも水が流れてくると劣化が進みます。

ですので、部品を長持ちさせるには漏れたらすぐその部品の交換をするのが一番です。他の部品への付加を減らして長持ちさせましょう。